エジプトテーベの墓地遺跡

古代都市テーベ遺跡と墓地の数々

数多くの古代遺跡が存在しているエジプトの中でもとりわけ規模の大きさが目立つのがテーベの遺跡です。

テーベは古代エジプト帝国の首都として機能してきた都市であり、古代数世紀にもわたって数多くの人が生活をしてきました。

都市の中心として置かれているのがカルナック神殿であり、その他にもルクソール神殿など今も形が残る石造りの遺跡が残されています。

エジプト帝国はBC672年に異民族からの略奪を受けることで終焉を迎えてしまいますが、その間数世紀に渡って建築されてきた遺跡の数々が当時の隆盛を伝えてくれます。

ナイル川西岸にある「死者の都」

巨大な都市であったテーベはナイル川を挟んでいくつかのエリアに分かれています。

ナイル川東岸は「生者の都」として神殿や居住区が多く建築されているのに対し、ナイル川西岸は「死者の都」と呼ばれ王家や王妃のネクロポリス(墓所)が多く置かれています。

その中には有名なツタンカーメンの王墓群も含まれており、他にもハトシェプスト女王の葬祭殿など世界遺産登録をされている遺跡が数多く存在しています。

古代エジプトにおいては神殿と葬祭殿は完全に別のものとして機能をしており、「王家の谷」や「王妃の谷」といったように亡くなった人の身分によってどのような墓に収められるかが異なるしきたりでした。

王家の谷の中に含まれている「トトメス4世の王墓」では内部に巨大な壁画が描かれており、そこではトトメス4世が神々と対面する様子など当時の宗教観を示す貴重な資料があります。

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