エジプトのピラミッド

世界最大最古の墳墓遺跡

エジプトのピラミッドといえば、世界最古にして最大の墳墓として知られています。

地理的に遠く離れた日本においてもピラミッドの存在を知らないという人はいないほどで、現代のような重機類が存在していなかった古代においてこれほど精巧な建築物を作ることができたということについては未だ解明されていない謎が多く残されています。

エジプトのピラミッドがなぜ作られたのかということについては学説がさまざまに唱えられていますが、最も有力とされているのが古代エジプト王たちが自分の権力を示すための墓石として作ったということです。

ピラミッドが作られた時期についても定説はなく5000年~12000年前となっていますが、いずれにしても現在の工業用ドリルでも削ることができないような深さにまで性格に石を削っているということは驚異としか言いようがありません。

またピラミッドは数多くの石が規則正しく積み上げられるという形で構成されているわけですが、この石一つあたりの重さは490トンもありこれは現代の重機類を使用しても容易にできることではありません。

世界で最も巨大な墳墓はそのまま世界最大の謎を残した遺跡ということになります。

ピラミッドの内部にあるもの

謎の多いピラミッドなので、学者によっては「ピラミッドは墓ではない」ということを主張する人も見られます。

しかし今のところピラミッド内部に残されていた壁画や遺物などにより内部には王の遺体が収められていたと考えるのが最も自然のようです。

有名な「ツタンカーメン王のミイラを入れた黄金のマスク」をはじめとし、ラムセス6王の墓の内部に残されていた各種の壁画やミイラの作り方を示す記載などはやはりピラミッドが墓として使用されていたという証拠と言えるでしょう。

ピラミッドが特徴的なのは、そこに古代エジプト人独特の死生観が示されているからです。

古代エジプトにおける死生観は現代から見てもとても特殊なもので、死ぬことは終わりではなく新たな人生の始まりという捉え方をしています。

その奥深さはピラミッドの内側に描かれる壁画や文書で示されているのですが、キリスト教とも仏教とも違う復活の概念はとても興味深い内容です。

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