神式とキリスト教の墓参りの仕方

ご先祖様達があの世から現世に帰ってくる日であるお盆の時期に合わせて夏季休暇が与えられている方が多く、またこの時期に合わせてお墓参りをする人も多いです。
仏教ならば仏教のしきたり通りに迎え火やお供え、お墓参りやお墓掃除などをすれば良いのですが、神道の場合にはどのようにお墓参りをすれば良いのでしょうか。

仏教と神道の違いは?

まずは仏教と神道の違いについて簡単に説明していきましょう。
仏教はインドが発祥の宗教で、中国に伝わって中国文化との融合を果たした後に日本に伝わりました。
そして日本国内で独自に進化を遂げて日本仏教が確立されました。
崇拝するのは仏様ですが、この宗教の特性上、人は死んだ後に成仏するため、先祖と仏様がほぼ同義として捉えられます。

これに対し神道は日本古来から続く自然崇拝的な宗教です。
神道における神様とは天照大神ですが、それと共に八百万の神もいるため、このことから多神教であることが分かります。
神道も先祖を敬う、祖霊崇拝としての流れを汲んでいるため、日本仏教との接点も多いです。

神式とキリスト教のお墓参り

さて、神道におけるお墓参りとはどのような意味をなしているのでしょうか。
これに関しても仏教と似通っており、現在の自分があるのはご先祖様のおかげである、という感謝の心を表現する場となっております。
そのため、神道と仏教、どちらの場合のお墓参りでも、これまで平和で幸せに過ごせたことに感謝の念を伝えることが大前提としてあることを抑えておきましょう。

神道のお墓参りの手順も仏教と似ている点が多いですが、注意しなければならない点もいくつかありますので紹介いたします。

基本的なお墓参りの手順としては、まず墓地の掃除、そしてお供えをする、最後に一礼、一拍手、二礼二拍手一礼をします。
仏教では手を合わせるだけですが、神道の場合は拍手と礼を行うのが基本的なマナーとなっておりますので、この点には注意してください。

また線香に関してですが、神道の場合、線香はあげてもあげなくてもどちらでも良いとされております。
線香を上げたい場合には仏教のように1本ずつあげるのではなく、束にして火を点けるのがマナーですので注意しましょう。

最後にお供え物に関してですが、これは仏教と同様に故人が好きだった物を供えてあげるのが良いでしょう。
しかし、神道ではお花をお供えするのではなく榊をあげるのが一般的なので注意してください。

キリスト教のお墓参りをしたい場合は、カトリックかプロテスタントかによっても変化しますので、その点は注意が必要です。
基本的な手順としてはこちらも神道や仏教とおおよそ一緒で、掃除から始まり、お花などのお供え物をあげてからお祈りをするという順番になっております。
お花は榊ではなく、ユリやカーネーション、菊などの白くて小さめのお花をお供えするのが一般的ですので、この点は注意しなければなりません。

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