姫路仏壇の紹介

姫路仏壇について

姫路仏壇とは兵庫県姫路市や加古川し、加西市、龍野市などの地域でつくられている金仏壇で、特に大型のものがほとんどで重厚感のある豪華な仏壇です。
もともとこの地には、真宗中興の祖である蓮如上人によって、浄土真宗の布教が盛んに行われました。
播州門徒と言われるほど真宗が普及された地域であり、信仰が深く仏壇を大切にする土地となっていったのです。

姫路藩ではお抱えの塗り師の技術の他、木工、彫刻、金具などの仏壇に必要な技法が確立され、それらの技法を金仏壇づくりに生かすことができるようになり、今も姫路仏壇の産地として知られているのです。
つまり歴史ある伝統の技術を継承した、素晴らしい金仏壇が今もつくられているのです。

姫路仏壇の魅力について

姫路仏壇の魅力というと、やはり高い技術によって外側も派手やかで重厚であり、内側もきらびやかな極楽を思わせるようなつくりが最大の魅力です。
本物だからこそ感じられる風格を持った、この姫路仏壇は大切なご先祖さまへの感謝のために手を合わせる場として最高のつくりとなっています。
特に3尺以上の大型のものが多く、仏間に置くだけでとても厳かな雰囲気を醸しだしてくれるでしょう。

姫路仏壇の素晴らしさ

金仏壇の特徴でもある外側の黒塗りは、輪島塗りの手法が用いられた蝋色研ぎ出しと言われている手法が使われており、天然漆を何度も重ね塗りをし、研ぎ、平面を整え、生漆を塗り、乾燥後に磨くという、とても時間と手間を掛けた手法で丁寧につくられて高級仏壇です。
そして、木地、彫刻、下地、塗り、金箔、飾金具、蒔絵とそれぞれの行程でも、伝統的な技法と高い技術力を取り入れてつくられています。

いろいろな宗派に合わせた、高い技術が施されている

もともと歴史的には、姫路は浄土真宗が非常に広がり、信仰心の高い人々によって播州門徒と言われてきた地域です。
そしてその信仰心が基本になって仏壇づくりも広がっていきました。
そのため最初は浄土真宗の仏壇をつくったことからスタートしていますが、今では曹洞宗のものなど宗派に合わせた仏壇がつくられています。

本尊を安置する須弥壇の宮殿の部分にはいろいろな形があり、これは宗派ごとの本山を模してあるので、自分の宗派にあったものを選ぶことになります。
技術的にも宗派に関係なく、高級なものは素晴らしいものがあり、一つひとつの技術には目を見張るような金仏壇もあります。
一見、大阪仏壇に似ていますが、華やかな大阪仏壇よりもっと派手であり、外側も内側もさまざまな技術を駆使していた素晴らしい金仏壇です。

また塗りだけでなく、金具、蒔絵、彫刻なども最高の技術によって、つくられた姫路仏壇は兵庫県の伝統工芸品に指定されています。
特に浄土真宗のお仏壇を選ぶときには、真宗の歴史ある姫路仏壇を必ず1度はチェックしてみたいものです。

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