唐木仏壇の紹介

唐木仏壇の特徴

本来は黒檀や紫檀の輸入銘木でつくられた重厚な仏壇ですが、実際には国産のケヤキや桑などの銘木を使用したものも唐木仏壇と言われています。
そして最近では白木を利用し、色づけや木目シートで加工して黒檀や紫檀に真似たものを素材とした仏壇も唐木仏壇と言われているものもあり、価格も種類や素材によって大きな違いがあるのが現実です。

唐木仏壇の種類

唐木仏壇にもいろいろな種類があり、東京唐木仏壇、大阪唐木仏壇、徳島仏壇、静岡仏壇などがあります。
東京唐木仏壇は、東京都内、埼玉県内で製造されているもので、桑、ケヤキ、屋久杉など国内産の銘木や、黒檀、紫檀、鉄刀木などの唐木銘木でつくったものです。
サラッとしたすっきりしたイメージの造りとなっており、東京都知事の伝統工芸品の指定を受けています。

大阪唐木仏壇は大阪府内で製造された唐木仏壇のことで、内部の三方が金張りになっています。
両脇の金神が板ガラスで傷まないように守られた造りになっており、胴板も自由に取り外せるようになっているところも特徴です。
大阪府知事の伝統工芸品指定を受けている素晴らしい仏壇です。

徳島仏壇は高級唐木仏壇の中でもオリジナル性が豊かなことでもいられている産地となっています。
もともと鏡台などの産地であったことから、江戸時代から伝わった大阪唐木仏壇の技術と家具造りの技術が一つになり、仏壇製造地域として発展してきたのです。
今、人気が高まっている家具調の唐木仏壇の製造も人気があります。

静岡仏壇は創価学会正宗仏壇の産地として、昭和20年~30年代に急発展し、それからは特に宗派に限らない唐木仏壇の産地としても有名になりました。
唐木の杢張りによる庶民的な唐木仏壇の製造が中心に行われてきましたが、現在は本来の高級な素材を使用した、高級唐木仏壇の製造を手掛けている業者も増えています。

唐木仏壇の魅力

唐木仏壇はもともと江戸時代からずっと愛されてきた仏壇で、木目や色合いが落ちついた重厚感を感じさせてくれる仏壇です。
しかし高級銘木を使用することから価格が高くなるため、その美しさを一般的な価格の仏壇でも味わいたいとのことから、いわゆる唐木仏壇風の仏壇も広がっていったのです。
木目がはっきりしていることからとってもナチュラル感があり、デザインによっては和室でも洋室でも違和感なく置くことができる仏壇と言えそうです。

やはり仏壇に重厚感を求めている人にとっては、唐木仏壇はとても魅力的なものを言えそうです。
もともと高級品である唐木仏壇ですが、いろいろな材料を使用し高い技術力を駆使し、購入しやすい価格になっているものもあるので、無理のない価格帯で購入することもできるようになりました。

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